イベントレポート
人権擁護委員の方々による人権教室と、「ヴェロスクロノス都農」のコーチ陣による人権サッカー教室が開催されました。これらは子どもたちの人権意識を高めることを目的とし授業の一環として行われたものです。
【令和5年12月13日 一の宮保育園】
カードゲームや紙芝居で、優しさや思いやりの心を育むことの大切さを学びました。中でもカードゲームでは、好きな物が描かれたカードを5枚選び、自分と全て同じカードを持っている人を探すというもの。『全く同じカード』を持つ人はなかなかいないことに気づき、「好みは人それぞれ」「それぞれ違うことは悪いことではない」「違いを受け入れることで、相手の事を思いやり、大切にする」ということを学んでいました。
【令和5年12月15日 都農東小学校】
1・2年生が、ヴェロスクロノス都農U-18の選手と一緒に人権標語を使った「かるた遊び」を楽しみました。
3・4年生は、「かるた遊び」の後、標語の中で心に残った言葉を緊張しながらも堂々と発表。他の児童たちも真剣な眼差しで発表を聞いていました。
その後の人権サッカー教室では、相手が取りやすいようにボールを投げることで相手の立場を考えて行動したり、こおりおにでは、鬼にタッチされた友達を助けに行ったりするなど、これまで学んだ仲間への思いやりが自然と実践されていました。
今回の人権教室を通して、一の宮保育園、都農東小学校ともに、人権や思いやりについて楽しみながら考える貴重な時間となりました。