広報つの 2025年6月号

DIGITAL FRIENDLY

デジフレつうしん

在宅ケアが身近になる時代。本人もその家族も安心できる環境作りが必要です。今回は在宅ケアを支援するアプリ「ケアエール」をご紹介します。

在宅ケア支援アプリ「ケアエール」とは?

ケアエールは、在宅ケア利用者とその家族、ケアマネージャー、ヘルパーなど関係者が繋がるためのアプリです。日々の体調データや出来事を記録・共有し、スムーズな情報連携を実現。日々の小さな変化も共有できるので、見守る方も安心です。

ケアエールのダウンロードはこちらから

「ルーム」でケアに関わる人と情報共有ができる

  • アプリ内で「ルーム」と呼ばれる専用のコミュニケーションスペースを作ることができ、介護者や専門職の方だけではなく、招待すれば誰でもルームに参加することができます。ルームでは、体調や日々の出来事をSNS感覚で手軽に写真とメッセージで共有できます。

都農町社会福祉協議会での「ケアエール」導入事例をご紹介

  • ケアエールでは、関係者との情報共有が一括ででき効率がよく便利です。日頃の支援内容を共有することで、ご家族からも日常の様子を知ることができると喜ばれています。また、ご家族から貴重な情報をいただくこともできます。

  • ルーム事例1

    • 認知症の高齢夫婦

    • 遠方の家族

      社会福祉協議会

      デイサービス

    介護事業所がご本人と花見に行った際に、写真や情報を共有すると、ご家族から「楽しそうな顔が見れて嬉しい。」との声をいただきました。

  • ルーム事例2

    • 独居の高齢者

    • 地域包括支援センター

      社会福祉協議会

      デイサービス

    この方は物忘れが進んでいるため、金銭管理や通院管理の支援を行っています。日々状態の変化が大きい方なので、本人了解の上、その日に関わった関係者が情報を共有しています。細かい情報も漏れなく全員で把握することができます。

デジタルを活用した傾聴ボランティア「ケアエールフレンズ」

  • 都農町社会福祉協議会では、高齢者などのお話を聴く傾聴ボランティアの活動を進めています。そこで傾聴内容をケアエールで共有したり、本人や家族の投稿にリアクションしたりすることで、つながりを深くしていくことを目標に、対面とデジタル合わせてケアエールフレンズとして組織化しました。

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