都農町と「ふるさと納税」
Qふるさと納税の寄附金は何に使われてるの?
都農町では、これまで多くの方々から寄附を賜り、令和3年度は109億円の寄附をいただきました。寄附金は基金へ積立し、子育て世帯・高齢者・町内事業者への住民サービスや、地域活性化などのさまざまな事業に活用しています。
子ども医療費無償化事業
学校給食費無償化事業
保育料無料化事業
【その他】すこやか出産・子育て・入学応援金 / 不妊治療助成事業 / 子育て応援手当 / 高校生就学支援事業 など
帯状疱疹任意予防接種助成事業
高齢者温泉保養助成事業
介護職員等確保支援事業
【その他】障がい者医療事業 / 障がい福祉サービス事業 / 重度障がい者(児)医療費助成事業 / 高齢者在宅生活支援事業 / デジタルを活用したヘルスケア推進事業 など
農業振興対策事業 / 商工業振興対策事業 / 漁業振興対策事業 / 企業立地促進事業 / 定住促進奨励事業 など
Q指定取り消し後の住民サービスはどうなってるの?
ふるさと納税指定取り消しを受けてからは、積み立てた基金を活用し、皆様の生活に直結する主な事業は全て継続したうえで、さらに充実した内容で住民サービスを提供しております。なお、令和5年度当初予算反映後の都農町の基金残高は約71億円と、宮崎県内の他自治体と比較しても高い水準で維持されています。
令和3年、返礼品取扱事業者が、返礼品の発送対応が困難となってしまい、都農町が急遽対応することになりました。しかし、調達費用が膨らみ「返礼品調達割合」30%以下というルールを超えてしまいました。町は、超過した金額を返礼品取扱事業者に請求し当該ルールを守ろうと考えましたが、その判断が地方税法違反となり、2年間のふるさと納税指定取り消しを受けました。
ふるさと納税指定取り消し後、都農町は第三者検証委員会からの指摘及び提言を踏まえ、外部有識者の意見を取り入れながら再発防止策を策定しました。
再発防止策の一例 |
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返礼品の上限受付の自動停止 |
返礼品の在庫管理の徹底 |
問題発生時の初動対応の迅速化 |
公募による業務委託事業者の選定 |
など
一方で、ふるさと納税に過度に頼りすぎないように経済と産業の底上げをするため、地域商社推進事業を展開しています。地域商社推進事業は道の駅を運営している「都農まちおこし屋」が、返礼品取扱事業者への支援や通販・卸などの新たな販路の開拓、地域商材のPRを行い、それに伴い得られた知見や収益を生産者(事業者)に還元する事業です。
新たな販路を検討している生産者(事業者)は「地域商社都農まちおこし屋」にご相談ください。
TEL 0983-32-0810
公募により新たな委託事業者を「シフトプラス株式会社」に選定しました。多数の自治体のふるさと納税事業を受託している会社で、現在は都農町が指定復帰するための全面的なサポートを行っています。指定復帰の申請は令和6年1月を予定しており、安定した運営をするために三者(都農町・業務委託事業者・返礼品取扱事業者連絡協議会)で都農町ふるさと納税共創体制を構築し、意見交換・情報共有を行いながら指定復帰を目指しています。
『ガイアの夜明け(テレビ東京系・BS)』で都農町のふるさと納税指定復帰に向けた取組みが12月中旬頃放送予定です。ぜひご覧ください。