町長あいさつ
2023年9月10日、任期満了に伴い都農町長選挙が行われ、新人の坂田広亮氏が初当選を果たしました。開票結果はこちらの通りです。
町長の任期は9月27日から4年間となります。町長として新たなスタートを迎えた坂田新町長に、今回の選挙や都農町のまちづくりへの思いをお聞きしました。
坂田広亮でございます。9月10日執行の町長選挙では、多くの町民の皆さまにお世話になり、おかげさまで当選することができました。ご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。
選挙期間中は、大変お騒がせし、また、初めての選挙であったため、ご心配やご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。今回の選挙では、草の根運動を通して支持をいただいた町民の皆さまが、支援の輪を広めていただいたことが当選という結果につながったと考えております。本当にありがとうございました。
選挙期間中は新しい取り組みとして、選挙カーの訪問先・訪問時間を事前に公表させていただき、各地で街頭演説を行いました。お忙しい中、足をお運びいただいた皆さまに感謝申し上げます。拙い演説ではございましたが、お集まりいただいた皆さまに少しでも私の思いをお伝えできていれば幸いです。
立候補表明から選挙期間中にかけて、たくさんの町民の皆さまにお会いしお話しさせていただくことができ、対話の大切さを改めて実感いたしました。公約に掲げさせていただいたとおり、自治会単位での地域福祉に関する話し合い(地区座談会)等を開催し、さらに多くの皆さまと今後の都農町について考えたいと思っております。また、多くの方から町政に関して、「分からないことが多い」、「説明がない、不足している」というご意見をいただきました。町民の皆さまに対して可能な限りの情報発信を行い、分かりやすい町政運営に努めてまいります。
なお、公約に掲げている「全ての事業を再点検する」ということに関し、これまでの行政運営が激変するのではないかとのご心配の声もあるとお聞きいたしました。あくまでも不必要な事業を見直すことが目的であり、必要な事業や補助金は継続いたしますので、ご理解をお願い申し上げます。
これから迎える人口減少・超高齢化社会という新たな時代は、これまでの経験・実績だけでは乗り越えられません。町民目線のまちづくりを進め、新たな都農町を作り上げてまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
都農町出身。1987年に都農町役場に入り、健康管理センターの事務長補佐などを務めたあと、去年退職。その後は農業を営み、選挙戦では町政の刷新や対象自治体としての指定を取り消されたふるさと納税をめぐり、信頼回復のための予算の透明化などを訴える。町民の意見を聞き、わかりやすい行政を実現していくのが目標。